こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話

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エピローグ

トイレの中にいたのは、ほんの二、三分のことだったと思います。  スッキリとした面持ちの私を出迎えたのは、誰もいない脱衣場でした。そこには、人っ子一人いなかったのです。老人も、そして少女も……。  私は、彼女たちが使っていた脱衣かごのところへ...
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第十五話 オムツ、穿かせてください

「ね、ねぇ、お爺ちゃま……」  少女はどこかモジモジとしたまま、そう囁くように言ったのです。 「瑠美、お爺ちゃまにして欲しいの……」  そして、相変わらず俯いたまま、そう答えるのみでした。その様子は、どこか私の視線を避けるようにも感じられた...
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第十四話 ぷはぁー

老人とその孫娘が、二人して自販機の前であれこれしているのを、ぼうっと見つめている私がいました。それでも、萎えてしまった逸物を覆い隠すべく、トランクスは穿いていたのですが、先ほどまでの余韻のため、にわかには動きがたかったのです。 「ねぇ、和人...
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第十三話 おしゃぶり

少女は、黙ったまま私を見つめていましたが、その表情は、少しイタズラっぽい感じのする、どこかコケティッシュなものでした。 「別のミルクって……?」  そんな表情に、どこかドキッとしながらも、そう問いただした私に対して、少女はクスッと笑いました...
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第十二話 あ゛~~~っ゛

脱衣場へと戻ってきた私は、何はさておき、自分のバスタオルで体を拭き始めていました。本来であれば、浴場から入る前にタオルで軽く水気を落とすべきなのはわかっていましたが、露天風呂へと置いてきてしまったため、それができなかったためです。  ですが...
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第十一話 お兄ちゃん、大好き!

「瑠美や……」  不意に発せられた老人の言葉に、私の手が止まりました。 「今日も……、じゃな?」  老人は、いつの間にか湯船へとつかっていましたが、私はそのことにはまったく気づいていませんでした。それぐらい夢中で、おまじない……、いえ、言葉...
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第十話 抱っこしてくれますか?

「ねぇ、和人お兄ちゃん?」 「なに?」 「抱っこして?」 「うん……、んっ?」  一瞬、言っていることが理解できませんでした。というよりも、言っている意味は理解できたのですが、それがどういう意図なのか理解できなかったのです。 「だ、抱っこ…...
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第九話 お外で裸んぼ

じゃれてでもいるかのように、無邪気な様子でその裸体を押しつけながら、はやくはやくとせがんでくる少女の動きに邪魔はされました。ですが、それでも全身を洗う老人よりも先に、髪を洗い終わってしまったのは、ある意味当然のことだったと思います。 「ねぇ...
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第八話 オチンポミルク

少女が先ほど発した言葉、つまり、タオルをとってくださいという言葉の意味するところは、はっきりとしているようでした。もちろん、私としても、頭では理解できていたはずです。それでも、当惑している自分がいました。 「タオルとってくれないと、和人お兄...
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第七話 お背中、お流しします

少女に腕を引っ張られた私は、促されるままに、風呂椅子へと腰掛けていました。先ほどの言葉と、この行動から、彼女が行おうとしていることは明らかなようでした。 「瑠美、いっつもお爺ちゃまのお背中、お流ししてますから、とっても上手ですよ。和人お兄ち...