電子書籍 第一章 目覚め 第一章 目覚め かすかな鳥の鳴き声に、美《み》雪《ゆき》は目を覚ました。だが、自分がどこにいるのかわからない。なんだか、頭の中にもやがかかったような感じがして、いまいち状況が飲み込めずにいた。 自分はどうしていたのだろうか。たしか、放課... 2020.05.06 電子書籍