御手洗さんはクラスの便器第一話 休んだ次の日 「|菜《な》|乃《の》ちゃん、おはよっ」 すでにほとんどの生徒が席に着いた、そんな朝の教室。そこで、そう挨拶された少女は、自らの席に座ったまま、顔を上げた。 「あっ、おはよう。|睦《むつ》|美《み》ちゃん」 菜乃と呼ばれた少女は、... 2020.12.14御手洗さんはクラスの便器
こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話エピローグ トイレの中にいたのは、ほんの二、三分のことだったと思います。 スッキリとした面持ちの私を出迎えたのは、誰もいない脱衣場でした。そこには、人っ子一人いなかったのです。老人も、そして少女も……。 私は、彼女たちが使っていた脱衣かごのと... 2020.12.13こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話
こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話第十五話 オムツ、穿かせてください 「ね、ねぇ、お爺ちゃま……」 少女はどこかモジモジとしたまま、そう囁くように言ったのです。 「瑠美、お爺ちゃまにして欲しいの……」 そして、相変わらず俯いたまま、そう答えるのみでした。その様子は、どこか私の視線を避けるようにも感じ... 2020.12.13こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話
こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話第十四話 ぷはぁー 老人とその孫娘が、二人して自販機の前であれこれしているのを、ぼうっと見つめている私がいました。それでも、萎えてしまった逸物を覆い隠すべく、トランクスは穿いていたのですが、先ほどまでの余韻のため、にわかには動きがたかったのです。 「ねぇ、... 2020.12.13こんど六年生になる見ず知らずの女の子と一緒に、温泉に入る話
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください最終話 女の子たちは全員…… 「先生……、休み時間じゃないですが、花壇に行ってもいいですか? いつまでも、バケツの中に、オシッコや……、う、ウンチを入れたままだと、教室が臭くなっちゃうから……」 純枝は、少し俯き加減に、囁くように、そうたずねた。耳まで真っ赤にしてい... 2020.10.21防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください第七話 洗い方 「最後に、手についた汚れですが……」 そう言って純枝は、再び自らの右手を前に掲げた。先ほどとは異なり、その指先には茶色い粘状の物がべっとりとこびりついている。それがなんなのかは、考えるまでもないことだった。 「一つとしては、何かで拭き... 2020.10.20防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください第六話 清め方 「次に、割れ目とお尻の、清め方の……、お手本を見せます……」 まだ終わりではないのか……。美香はそう思ったが、一般的な排泄の仕方からすれば、今度こそ最後であろうということも、また判断がつく。 「う、ウンチの後はもちろんですが、わ、私た... 2020.10.19防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください第五話 ウンチ 「つ、次に……、う、ウンチ……、をしたいと、思います」 そんな純枝の言葉に、美香は考えの甘さを思い知らされた。 バケツに用を足すということは、小だけとは限らない。確かに、大きい方だって含まれるに違いない。少女が披露するお手本の中に、... 2020.10.18防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください第四話 オシッコ 「そ、それでは……、お、オシッコ……から、始めたいと、思います……」 純枝は、言葉も途切れ途切れにそう宣言すると、ついにその行為を始める。 下半身をさらけ出したまま、軽く身震いすると、その愛らしい割れ目から薄黄色の液体をほとばしり出... 2020.10.17防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください
防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください第三話 割れ目 教壇に立っている純枝は、白い丸衿の半袖ブラウス、そして紺の角型被りベストといった、学校指定の制服を着ていた。真面目な彼女らしく、ブラウスのボタンは一番上まできちんと留めている。 そして足には、膝下丈の白いスクールハイソックスと、ソール... 2020.10.16防災訓練期間中、女の子はバケツに用を足してください